パッケージ
本体はしっかりと緩衝材の箱で覆われしっかりと梱包されていました。
レンズは大きくキャップも付いています。キズもありませんでした。
付属品は接続ケーブルと電源ケーブル、そしてリモコンと説明書です。
説明書は日本語表記もありますが若干翻訳が不自然でした。(意味がわからない程ではありません)
本体外観は大部分でプラ製ですが、金属風の表面加工のおかげで見た目で安っぽさはあまり感じません。
全体的に簡素でありながら綺麗にまとまっています。
3500ルーメンの明るさ
プロジェクターのスペックではまず明るさを見ます。
ルーメンの単位で表示されている部分ですが、大体家庭用の格安プロジェクターだと1500とか1600が主流で高くても2000くらいです。
これでも遮光性のカーテンなどでちゃんと部屋を暗くしてやれば使えますが、薄暗い程度の環境だと途端にコントラストが落ちます。
ですので家庭でもある程度便利に使うなら3000ルーメン以上のものをおすすめします。
このプロジェクターはスペック上では3500ルーメンあります。
この程度の明るさがあると部屋の明かりを落としただけでも問題なくテキストが読めるくらいには表示してくれます。
もちろんプロジェクターなので暗くすればよりコントラストも上がりハッキリクッキリ綺麗に映るようになります。
より綺麗に映すために
安物でもいいのでプロジェクタースクリーンを使うことです。
真っ白な壁があればそれもいいですが、なければ専用のスクリーンには劣ります。
カーテンでも映りますがヨレますし光りも後ろに透過するのであまりおすすめしません。
専用のスクリーンは光りを漏らさず白を白く、黒のコントラストも上がるので同じプロジェクターでもかなり違って見えます。
特にこのプロジェクターは1万以内のものと違い1280×800の解像度で投影できます。
70インチ以上に大きく投影した時のクッキリ感が800×480とは違います。
特に小さいテキストが使われている場合に差が出ます。
そして先程も書きましたがスクリーンを使うとエッジも効いてクッキリします。
発色がいい
明るさは1500ルーメンクラスと比べるとかなり明るいです。
レンズも1.5倍くらい大きいですし投影サイズも大きく出来ます。
発色が綺麗なので部屋の明かりをしっかり落としてやればゲームも映画も問題なく楽しめます。
入出力・操作など
操作はリモコンの他に本体背面のスイッチ類でも行えます。
基本的には入力ソースを投影する機械ですのでレコーダーやPC・ゲーム機なんかをつないで使う事が多いと思います。
USBも挿せるのでソースを指定してやれば直接投影も可能です。
Android OSが入っているとか、Miracastで使うとかいうものはないので単純で使いやすいプロジェクターです。
感想
フォーカスや台形補正のやりやすさは普通、フォーカスリングはまわしやすかったです。
角度調節は底面にスタンドがありますが微調整は出来ないみたいなのである程度角度調節してやる必要があります。
また背面にネジ付きのフタがあり何かと思って外してみましたが内部のレンズ部分が見えました。
通常は開けなくていい部分だと思いますが、もしかしたら内部メンテ用のフタかもしれません。
冷却用のファンの音はそれなりにしますがプロジェクターとしては一般的なレベルだと思います。
ゴム足が大きめでしっかりしているので設置場所が決まれば安定性はいいですね。
後何気に良いのがプロジェクター上部が完全に平らなのでちょっとした物を置くのに便利です。
あまり重いものはダメでしょうけどリモコンやBluetoothトランスミッターなんかを置くのには丁度いいです。
3500ルーメンの明るさ、シンプルで締まったデザイン、豊富な入力端子など、家庭で使うには充分だと思います。