では3モデルの比較から。写真の一番左です。
Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ)
利点その1 とにかく安い
¥5,980という激安価格です。
その辺の中華タブより安いんだからこんなのAmazonくらいしかできないでしょう。
とにかくタブレットをは思えない安さです。
それでいて普通に使えるのが魅力。
利点その2 割と頑丈
敢えて薄く作っていないせいもありますが、家の中で何回かおとしても割れたり壊れたりしていません。
ケースにも入れてないのでガワのポリカーボネートはスレが目立ってきましたが画面は結構綺麗で、保護フィルムが無くても特にキズは付いていません。
これはフレームの縁全体がディスプレイ面より少し高くなっていてそのまま置いてもガラス面がわずかに浮くようになっている為だと思います。
安いだけに乱暴に扱っていますがこの丈夫さはなかなかです。
欠点その1 解像度が低い
唯一HDが付かないモデルだけあって画面解像度が1024 x 600しかありません。
自分は2015年モデル(第5世代)を買いましたがさすがに解像度の低さはすぐに気が付きました。
ドットが見えるレベルなので漫画などを読む時に気になる人がいるかもしれません。
この解像度は現行モデルでも据え置かれたままです。
ただ動画はあまり気になることもなく結構普通に楽しめました。
欠点その2 音が悪い
このモデルだけスピーカーがモノラルです。しかも裏側に音の出る穴がある。
まともな音質で楽しむのは無理と言えます。
しかもプライム・ビデオは横画面でしか見られないので聞こえにくさと相まってかなりのストレス。
イヤホンを使うかBluetoothスピーカーを使うか、とにかく動画や音楽を楽しむにはこれだけだと辛いです。
欠点その3 ベゼルが厚くかっこ悪い
安いだけあってその辺は仕方ないとは思いつつも、二昔前のタブレット並にベゼルが厚いです。
同じFireでも8インチと10インチはそれなりに薄くしているのでやはりここはコストが関係しているのだと思います。
作りとしてはどのモデルも似たかよったかなんですが見た目の差はあります。
欠点その4 動作が遅くなる
これは搭載しているメモリによるものなのか、処理能力によるものなのかわかりませんが、動作が遅くなるのが早いです。
再インストールしても基本的に同じ使い方をすれば遅いままです。
8インチと10インチも使ったのでその差がわかりましたが、7インチは明らかに動作が重たいです。
といってもプライム・ビデオや読書でアプリが立ち上がってからは問題ないのでメモリが貧弱なのかもしれません。
ブラウザなどはまともに使えない程重い時があるので基本的には使いませんでした。
結論!
安くてもそれなりに使える、とにかく安いタブレットを買いたい人向け。
子供のオモチャとしてなら丈夫だしサイズ的にもちょうどいいかも。
この価格からコスパ最強と思いがちだけど、Fireシリーズ3モデルから見るとそこまでコスパは高くないというのが自分の結論。
ストレス無く楽しみたいならひとつ上の8インチモデルを強く勧めます。
次の記事はその8インチモデル。