OneOdio Hi-Res Pro50
格安で高品質なヘッドホンを販売している事で有名なOneOdioからハイレゾヘッドホンPro50の紹介です。
日本Amazonに公式ストアを持つメーカーでもあります。
最近はBluetoothなどの無線タイプも一般的になってきましたが、こちらは本格的な音質重視の有線タイプ。
しかもこの価格でハイレゾとなればどんなものか興味津々です。
5000円のハイレゾヘッドホン
まずなんと言っても価格が素晴らしい。
現在Amazonでみると5000円台の価格で買うことが出来ます。
この価格のハイレゾヘッドホンってどうなの？って思ってしまいますが、JAS日本オーディオ協会のサイトで検索してみたらちゃんとハイレゾロゴを取得したヘッドホンでした。
ちなみにハイレゾロゴについてはこちら
–日本オーディオ協会が定める基準に基づく評価方法を採用することで、現代のヘッドホン・イヤホンに求められている性能を持つことを意味しています。
高級感のあるパッケージ
箱が綺麗でとてもしっかりしているのが印象的。
右上にはHi-Resの文字がちゃんと入っている。パッケージは音質には関係ないけどここまで綺麗だと使う前から気持ちいい。
開けるとヘッドホンが専用ポーチに入っている。
このポーチはレザー調のもので柔らかくとても手触りが良い。
後はケーブル類と取説、冊子など。
極めてシンプルだけど不要なものがゴチャゴチャ入っていないのは嬉しい。
高品位なイヤーパッド
ヘッドホンで重要なのがイヤーパッドの作り。
これが悪いと音質以前に装着していられなくなります。
Pro50のイヤーパッドは厚さが3cmもありながらとても柔らかく包み込むような感じが素晴らしいです。
実際に装着したところ耳への負担が少なく遮音性もかなりのものでした。
素材的には安物スポンジではなく柔らかいがコシのある低反発素材を使っている感じ。
密閉性はあるけど耳を圧迫しない、装着時に形は変わるけど外すと元の形は維持する、そんなイヤーパッドです。
手触りのいいレザー素材で覆われています。
もう一つヘッド部分のアームも同様にクッションが厚くそれでいて柔らかい素材でこれも長時間の装着には嬉しい点です。
選べる接続方法
接続方法は有線で、ジャックは3.5mmと6.35mmに両対応しています。ヘッドホンに両方の接続端子が付いています。
付属の赤いケーブルは片方が3.5mmで片方が6.35mmなのでスマホなどに繋ぐ場合には細い方をスマホに太い方をヘッドホンに、アンプなどに繋ぐ場合はその逆にといった使い方が出来ます。
この赤いケーブルは途中がスパイラルコードになっていて伸縮しますがこれが結構便利でした。
また黒いケーブルはリモコンが付いているのでスマホのアプリ操作が可能です。
高音質、そして確かな解像感
さて音質です。
ハイレゾ音源を今使っている普通のヘッドホンと聴き比べしてみました。
音の解像感というのがどんなものかと思いましたが予想以上にわかるのでびっくり。
ヘッドホンの密閉感からまるでその場にいるかのような感じで楽器の個々の音がとても細かく感じます。
高音から低音までバランスがいい。低音が下品ではなく中音から高音もクリアで気持ちいい。
何十万もする高級ヘッドホンは知らないけど自分にはこれでも今までより明らかにランクが上の音質でした。
同じ曲を普通の今まで使っていたヘッドホンに変えて聞くとなんかべったりした感じ。
イメージ的には絵画が塗り絵になったような感じで、これまで別に悪い音質だとは思っていなかったのに、上を使うとその違いは感じるものですね。
想像以上に音が細かく聞こえるのに驚きました。
拍手などは手の叩き方の違いやその距離がわかるような気さえします。
まとめ
まずはこの価格でしょうね。
ハイレゾ対応としては5000円台という激安の部類だと思いますが音質はしっかりとしています。
有名メーカーの2～3万クラスと同等じゃないかという意見も多いのでコスパはかなりのものだと思います。
というか自分はこれでもかなりびっくりしたのですがｗ
全体的な作りとしては軽量化の為にポリカーボネートも使われています。
材質に関しては高級感を取るか長時間装着時の負担軽減を取るかみたいな部分もあるのでどちらがいいとは言えませんが、実用性としては軽い方がいいと思っています。
以前に重たいヘッドホンを使ったことがありますが、頭頂部まで痛くなった事があったので軽いのは嬉しい。
このPro50はイヤーパッドやヘッドアームなどの主要部分は拘って作っているのでそういった設計思想だと思います。
ちなみにアームの調整部分にはちゃんと金属プレートが入っていますので安心しました。
この値段でちゃんとハイレゾヘッドホンというだけで満足度は高いですね。
デザインもオーソドックス、パッケージも綺麗なので自分で使う他、プレゼントとしても良さそうです。
