Canon EOS R3 発表!【あの視線入力AFが復活!】

Canon EOS R3 発表!【あの視線入力AFが復活!】

 今、Amazonで売れ筋のミラーレスカメラ

EOS R3 開発発表

https://cweb.canon.jp/eos/your-eos/product/eosr/r3/ (Canon公式)

SONYからフラッグシップのα1が発売され、NikonからもZ9の開発発表があって、Canonはどうするのかなと思っていたらやっぱりありました。
EOS R3
発売が東京オリンピックに間に合うのかはわかりませんが、来年の冬季五輪やサッカーワールドカップなども控えていますから出さないわけには行きませんよね。

ではその内容を紐解いていきたいと思います。

R3はフラッグシップではないの?

これはCanonから正式な発表があったわけではありませんが、十中八九これはフラッグシップ機ではないと思います。
1というCanonに特別な数字が採用されていない事、そしてフラッグシップにはEOSとカメラ名の間に「-(ハイフン)」が入るのが特徴ですが、今回のR3にはそれがありません。
3という数字の一眼はデジタル一眼レフで3Dと誤解される可能性があったからか未使用でしたが、フィルム時代には準フラッグシップ機として発売されていました。
ミラーレスのRシステムになって復活した形となります。

期待を超えるだけで満足しない。
期待を超えてこそEOS 。
撮影者と一体化し、直感や反射神経に限りなく呼応する、
ハイスペック・フルサイズミラーレス。
その名は、EOS R3。
脈動を続けるEOS Rシステム。
いよいよ3へ
※Canon公式

R1はヨーグルトで使われているから使えなかったという意見もちらほらありますが、商標は別分野であれば普通に使用可能なのでおそらく問題ないと思います。

デザインは縦グリ一体型を採用

ミラーレスですがボディは大きく縦グリ一体型を採用していますね。
これはスポーツ撮影での使用を考えてのことでしょう。
堅牢性、操作性、などで有利ですし、バズーカのような大型白レンズを付けた場合にはこのくらいグリップがしっかりしている方が使いやすい。
あとミラーレスの場合は放熱性の問題もあるので、その点でも考慮されていると思われます。

全体的なフォルムはEOSらしく曲線を上手く使っていてしっくり来ます。
個人的にはこのひと目でEOSとわかるデザインは使い勝手だけじゃなく撮影者に安心感を与えるものだと思っています。

新型センサーを搭載!

裏面照射積層型センサー

センサーはCanon自社開発の新型センサーになる模様。
一昔前はSONYセンサーにスペックで劣る事が多かったが、最近ではその差がほぼなくなり一部では追い越すくらいに進化していました。
しかもSONYの裏面照射型センサーに対して通常センサーでその数値を出していたので、いよいよCanonがそちらの方向にも進化したとなると更に性能がよくなっている可能性もあります。
一気に裏面照射と積層センサーにもしてきたのでこれは期待ですね。

映像エンジンはDIGIC X

これはR5やR6と同じで変更はありませんが、複数積む詰むことは考えられます。
これまでもデュアルで積む事はありました。

連射は電子シャッターで30コマ/秒

この辺はSONYのα1に対抗した数値としてきましたね。
ただ電子シャッターにおける歪みを大幅低減と書いてあるのでスポーツでも実用的なレベルになっている可能性があります。

なんと視線入力が復活!

驚きました。
あの視線入力オートフォーカスが復活するそうです。
フィルム時代のEOS 5に搭載されたあの機能。
視線を向けたところに自動的にピントが合ってシャッターが切れるというものです。
ただ、フィルム時代には合わせる位置は予め決まっていましたし、精度の方も今ひとつで決して万能ではなかった。
その為かいつしか忘れ去られていたがCanonは忘れていなかった。

ミラーレスならばAFポイントは格段に多いし、Canonのデュアルピクセル方式ならばほぼ全面でそれが可能
実はミラーレスでこそ活きる機能といえます。

これは実際に使ってみないとわかりませんが、精度が良ければ人間はファインダーで撮りたい人を見てシャッター押すだけで良いんですから本当に楽になります。
瞳や胴体検出もR5R6より更に精度が向上していると書かれています。
ミラーレスのAFというのは一体どこまで進化するのでしょうか

今回の発表の感想

Canonの新型カメラはまさかのR3でしたね。
R1が出るかと言われているところでR3。
しかもスペック的に他社に対抗するだけじゃなく視線入力AFまで入れてきた。
1ではないけど、フィルム時代の3よりは明らかにプロフェッショナル機なのでお値段も結構すると思いますが、買えないとしてもやっぱりワクワクするものがありますね。

しかもCanonの上手いところはR1を残しているという部分。
出すとは言っていませんが1という数字を残している。
まるでフリーザのように。私はまだ1機種残していますよ、と。
噂ではフルサイズのグローバルシャッターの研究開発をしているというので常識を覆すとんでもないものが出てくる可能性があります。
それにR3のシステムをブラッシュアップしてフィードバックする考えかもしれません。

開発をミラーレスに全振りしたCanonの本気度が今後さらに見えてきそうです。

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