CanonのフルサイズミラーレスEOS RPは買いなのか?気になるポイントとは

CanonのフルサイズミラーレスEOS RPは買いなのか?気になるポイントとは

EOS RP発表!

昨年、EOS Rにてフルサイズミラーレスに参入したCanonが早くも第二弾の機種を発表しました。
その名はEOS RP。RPのPはポピュレールのP。
かつてCanonでヒットしたレンジファインダーにも付けられていた名前です。
より気軽に、もっと簡単に綺麗な写真を撮ってもらうためのカメラという位置付けです。

Canon最小最軽量

いわゆるフルサイズカメラの入口となるモデルですから軽くて小さいのが重要。
ただ最近はエントリー層だけでなく小さくて軽いカメラが求められていますからハイアマのサブ機としての需要も大きそうです。
で、実際にどのくらい小型軽量なのか。
もちろん同社のEOS Rより小型軽量なのは当然として以下に各社との比較画像があります。

Nikon Z6との比較

まずは同時期にフルサイズミラーレスに参入したNikonのZ6との比較。
横幅はほぼ同等。大きく違うのが高さで16mm違います。
RPの特徴としてペンタ部分の出っ張りが少なく、肩からなだらかになっているのがわかりますね。
その分ファインダーを低くして液晶画面に近づけるなどしています。
そして重さ。
これが結構違って190gも軽い。容易に気がつく違いでしょう。

SONY α3IIIとの比較

次にSONYのα7iiiとの比較。
横幅はSONYの方が6mm小さくなっています。
EOS RPはグリップとマウント部分の間に余裕をもたせているために横幅はそれ程サイズダウンしていない印象です。
高さはやはり低く11mmの差はZ6よりはありませんが比べるとより低く抑えられているのがわかります。。
この出っ張りがないというのは小型のカメラバッグなどに収納する時、また取り出す時に引っかからず軽快に使える事を意味します。
実際にEOS MシリーズでもKiss MとフラットタイプのM6ではかなりの違いを感じました。
重さもSONYはこのサイズに機能を詰め込んで650gに抑えているのは凄いのですが、やはりRPの485gはすぐにわかる軽さです。
重いレンズをつければ関係ないという意見もありますが、RPは日常的に使えるお散歩スナップカメラとして使って欲しいという設計の意図もあるのでやはり重量は重要だと思います。

フルサイズで15万円台から

やはり一番注目されるのは価格でしょう。
発表時に大手カメラ通販ではボディ単体で15円台中盤あたりの値付けがされています。
フルサイズ一眼の新商品初値としてはかなり安い部類に入ります。
発売して半年や一年すれば14万円台、13万円台と次第に安くなっていく事も予想されます。
フルサイズだから20万以上は覚悟する時代は終わるかもしれません。
ちなみに今なら発売キャンペーンでエクステンショングリップ EG-E1がオマケでついてきます。
このグリップは単に大きい手の人が持ちやすくするためにあるものなのでグリップに問題がなければ使わなくてもOK
キャンペーンが終わればオマケとしてつかなくなるのでその頃にオークションあたりで売ればその分実質値引きという考え方もできます。

ほどよく抑えた性能

性能はEOS Rを基本に若干抑えている印象です。
センサーの画素数も若干すくなくなっています。ただ2600万画素以上あるので大した差ではありません。
連射のコマ数が5コマと減っているのは用途に応じてという感じでしょうか。
スナップや人物撮影、物撮りでは全く問題ないですね。
AF自体は同じデュアルピクセルCMOS AFなので快適です。
注目されるポイントとしては瞳AFがサーボAFに対応している事です。
EOS Rではサーボに対応していなかったのでこれは単純に進化といえます。
ポートレート撮影ではより気軽にきれいな写真が撮れます。

気になる点

全体的に小さくて軽くそして安価でいいカメラに仕上がっています。
Twitterなどを見ても好印象といった意見が圧倒的で購入宣言も多く見ます。
ただ気になる点が無い訳じゃない。
いくつか上げます。

バッテリーがLP-E17

仕様バッテリーがミラーレスや小型一眼レフに使われているLP-E17なんです。
つまりバッテリー容量が今までより少ない。
バッテリーは容量を増やせば重くなるのでこのカメラにはこのバッテリーが最適という設計者の判断なんでしょう。
※USB-Cでカメラ内充電が可能なので移動時に充電するなどといった事が可能となりました。
ただ予備のバッテリーがあると安心だと思います。
一応公式では250枚の撮影枚数となっています。(ただし経験上タイプラプスなどの連続撮影ではこれ以上撮れます)

まだ小さいレンズが無い

まだ世に出てから半年のEOS Rシステム。
急ピッチでレンズの拡充を進めていますが現在までに発表されたのは10本。
主にプロやハイアマが使う高級なレンズが中心でまだエントリー層が使う軽くて小さいレンズは不足しています。
キットレンズも35mmの単焦点macroなので、小型のレンズを使う場合にはマウントアダプターでEFレンズを付けることになるでしょう。
そうなるとどうしても小型軽量がスポイルされていしまうので早めに小型軽量のRF専用レンズを加えてくれる事を望みます。
Canonから特許は出願されているのでそれ程遠くない時期に商品化されると思います。

シャッター耐久

これはほとんどの人で気にすることはないのですが、一応カメラのランク別にシャッター耐久というのが決まっています。
上位機種のEOS Rは20万回。このEOS RPは10万回クリアというスペックになっています。(動作保証ではありません)
つまりハードな使い方をする人は早くこの数値に達してしまうという事なので信頼性を取るならRにした方が良いことになります。
ただし、普通にお散歩やたまにイベント・旅行などで撮る程度で10万回というのは十分すぎるほどの数値なのであまり気にする必要もないというのが自分の意見です。
自分が初代EOS Mでタイムラプス用の静止画を一回に何百枚と撮る事を繰り返していますが未だにシャッターユニットには何一つ問題がありません。
シャッターユニットに関しては耐久性能を気にせず使うのが一番だという結論になりました。

まとめ

とりあえずフルサイズ機を考えている人にはかなり魅力的な機種といえるでしょう。
本体の小ささ、軽さ、そして凹凸の少ない形状はカメラバッグを選ばないので持ち歩くのに最適です。
またCanonのレンズへの本気度をかなり感じるので今後安くいていいレンズも出てくるでしょう。
マウントアダプターがよくできているので、EFやEF-Sレンズもそのまま使える。
特にEFレンズなどは多少古くてもびっくりするような写りをするレンズが安く市場に溢れていますので色々と遊べるメリットがあります。
最初の一台として、また一眼レフのサブ機としてもかなり需要があるカメラになりそうです。

 

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